この記事では、ワイシャツのクリーニングやお手入れに関するお役立ち情報をお伝えしていきます。
ワイシャツはビジネスマンにとっては毎日使う必須アイテムです。「ビシッ!!」とシワのないワイシャツを着ていると、見た目の印象やイメージが良くなってビジネスにおいても良い効果をもたらしてくれます。
ワイシャツをビシッとキレイな状態に保つためには、大きく分けて『家で洗濯する』『クリーニングを利用する』の2つの方法があります。どちらを選べば良いのかについては、あなたのお財布事情やライフスタイルに合わせてチョイスするのがおすすめと言えます。
ここからは、ワイシャツの『クリーニングに関する基礎知識』~『家で洗濯する方法』~『クリーニングに出すときの注意点』などを順番に解説していきます。この記事を参考にしっかりワイシャツをお手入れして、毎日ビシッとしたワイシャツを着てほしいと思います。
ワイシャツのクリーニング料金の相場っていくら?
ワイシャツのクリーニング料金は、大体150円~400円ほどというクリーニング屋さんが大半を占めています。また、大手のクリーニング屋さんの料金設定をまとめてみると、下記の表のようになります。
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料金(税込) | 418円~ | 110円~ (地域で異なる) | 242円~ |
※各クリーニング屋さんのロゴをクリックすると、各クリーニング屋さんのサイトを確認できます。
ホワイト急便ではエリアによって料金設定が異なり、110円は最安値のエリアのクリーニング料金です。より詳しいホワイト急便の料金は、ホワイト急便のサイトを確認してみてください。
ここまでの内容をまとめると、ワイシャツのクリーニング料金の相場は大体250円前後ということが言えますね!
ワイシャツのクリーニング料金
ワイシャツのクリーニング料金の相場は大体250円前後!
ワイシャツのクリーニングはどれくらいで仕上がる?
次に、私が調べられる範囲でワイシャツの納期(仕上がりまでにかかる時間)をリサーチしてみたところ、即日~3日ほどというクリーニング屋さんがほとんどでした。
また、大手のクリーニング屋さんの納期をまとめてみると、下記の表のようになります。
![]() | ![]() | ![]() | |
納期 | 1日~2日 | 午前中までの預かりで即日、又は1日 | 1日~2日 |
※各クリーニング屋さんのロゴをクリックすると、各クリーニング屋さんのサイトを確認できます。
『午前中のうちに出さないといけない』などの条件はありますが、ホワイト急便では最速で即日仕上げの対応が可能となっています。ほかの即日仕上げ対応のクリーニング屋さんでも、大体が『午前中に預ける』などの条件があるので、急いでいる場合には注意が必要です。
ワイシャツの納期については、大体のクリーニング屋さんが1日、遅くても2~3日ほどの納期と考えておけば問題ないと言えるでしょう。
ワイシャツの納期
ワイシャツの納期については、大体のクリーニング屋さんが1日、遅くても2~3日!
ワイシャツをクリーニングに出す頻度は?みんなはどうしている?
ワイシャツのクリーニングについて、「ワイシャツって、みんなどれくらいの頻度でクリーニングに出してるの?」といった疑問を持っている方も多いと思います。
ワイシャツをクリーニングに出す頻度としては、下記の2つのタイミングでクリーニングに出すのがおすすめです。
- 着たらその都度クリーニングに出す
- 季節の変わり目にクリーニングに出す
それぞれ順番にお話ししていきたいと思います。
①着たらその都度クリーニングに出す
お財布事情にゆとりがあってワイシャツを5枚以上持っている方には、このパターンがおすすめです。
平日に着たワイシャツを、土・日の休みを利用してクリーニングに出すということもできるので、効率よくクリーニングで1週間のサイクルを回すことができます。自分で洗濯やアイロンがけしなくても、毎日「ピシッ!」としたワイシャツを着て仕事に行けるというメリットが魅力です。
②季節の変わり目にクリーニングに出す
基本的にお家で洗濯したい方や、お金を節約したい方はこちらのパターンがおすすめです。
お家での洗濯ではどうしても落としきれない汚れもあるので、そんな汚れを定期的にしっかりと落とすためには、季節の変わり目のタイミングが良いでしょう。また、お家で洗濯する場合も着たら洗濯することが理想的なので、ビジネスマンの方は最低でも3枚程度のワイシャツを準備して、洗濯しながら1週間のサイクルを回すのが良いでしょう。
お金がかからない点や納期を気にする必要がない点は、こちらのパターンのメリットと言えます。
意外と簡単!ワイシャツの自宅でのおすすめ洗濯術
ワイシャツはクリーニングに出すだけではなく、お家での洗濯でもキレイに仕上げることができます!クリーニングと比べると手間と時間がかかってしまいますが、お家でのワイシャツの洗濯は下記の手順が基本的な流れとなります。
①ワイシャツの洗濯表示を確認
ワイシャツの洗濯表示を見て、自宅で洗濯可能か確認する。
②ワイシャツに汚れがないか確認
襟や袖に部分汚れやシミなどがないか確認する。
シミがある場合は『ワイシャツの襟や脇の汚れ(黄ばみ・黒ずみ)を自宅で落とす洗い方!』へ
③裏返しにしてかるくたたみ、洗濯ネットに入れる
ワイシャツの汚れは皮脂汚れなので裏返しにして、生地を守る為に洗濯ネットに入れます。
④洗剤を入れて洗濯機をまわす
用量を守って洗剤を入れ、脱水は短めに設定する。
また、皮脂汚れを落とすには液体洗剤より粉末洗剤の方が向いています。
⑤ハンガーにかけてシワを伸ばし、陰干しする
洗濯後はできるだけ素早く干すのが鉄則。
シワが出来にくくなりアイロンがけが楽になります。
⑥適した保管方法で保管する
ハンガーにかける、もしくはたたんでから保管する
クリーニングと比べると見劣りしてしまうかもしれませんが、この方法でもキレイにお家で洗濯することができます。ワイシャツの洗濯については下記の記事で詳しく紹介しているので、洗濯方法を詳しく知りたい方は参考にしてください。
この記事では、ワイシャツの基本的なシワになりにくい洗濯方法を紹介していきます。ワイシャツはクリーニングに出すのも1つの手段ですが、お家で洗濯している方もかなり多いはず。正しい洗濯方法を知っていれば、ちょっとした工夫でラクでキレイに仕[…]
ワイシャツを洗濯しないとどうなる?
ワイシャツを洗濯しなかった場合にはどうなデメリットがあるのか、主に下記の2つリスクが考えられます。
- 『見た目』と『臭い』で第一印象が悪くなる
- 皮脂汚れが蓄積し、本来は必要のない出費が発生する
それぞれどういうことなのか、順番に説明していきたいと思います。
『見た目』と『臭い』で第一印象が悪くなる
ワイシャツをお家で洗濯する場合、基本的に着たらその都度洗濯するのが理想的です。ワイシャツは下に肌着を着るとはいえ、汗や皮脂汚れがどうしても付いてしまいます。この汗や皮脂汚れは、洗わずに放置してしまうと2~3日後にはとても落ちにくい汚れとなります。
こうなってしまうと、洗濯しても落ち切らない汚れが蓄積し、さらにイヤな臭いを出す原因となります。結果として、見た目と臭いで第一印象に悪影響を与えてしまうので、ビジネスマン(特に営業マン)の方にとっては絶対に避けたいところでしょう。
本来は必要のない出費が発生する
すでに説明したように、ワイシャツを洗濯しないと落ち切らない汚れが蓄積してしまい、イヤな臭いが出てきてしまいます。一度こうなってしまったワイシャツは、ずっと着続けることができないので残念ながら買い替える必要が出てきます。
毎日ちゃんと洗濯していればもっと長く着ることができたのに、洗濯しなかっただけで余計な出費が発生してしまうということですね。
お家での洗濯をちゃんとするだけで、『キレイなワイシャツでイメージアップ』『ワイシャツが長持ちする』など、良いことがたくさんあるのでワイシャツはしっかり洗濯するようにしましょう!
アイロンがけのいらないワイシャツも選択肢のひとつ
アイロンがけが面倒な方には朗報だと思いますが、最近ではアイロンがけのいらないワイシャツもあります。
『形状記憶』『形態安定』『ノーアイロン』といった表記のあるワイシャツは、ワイシャツの生地に特殊な加工をすることでシワを予防し、お家でただ洗濯するだけでもキレイに仕上がるワイシャツです。
普通のワイシャツと比べると値段が若干高くなりがちですが、お家での洗濯をラクにするための選択肢として、一度検討してみるのも良いと思います。
ワイシャツは『クリーニング』と『お家で洗濯』どっちがおすすめ?
ワイシャツはクリーニングに出した方がいいのか、それともお家で洗濯した方がいいのか悩んでいる方も多いと思いますが、お財布事情やライフスタイルに合わせて、クリーニングかお家で洗濯するかを選ぶのがおすすめです。
こちらではそんなお悩みを抱えている方向けに、クリーニングとお家での洗濯の違いや、使い分けについてお話ししていきたいと思います。
ワイシャツをクリーニングに出すメリットは?
ワイシャツはお家で洗濯している方も多いと思いますが、ワイシャツをクリーニングに出すメリットとしては主に下記の2つがあります。
- 新品のように仕上がる
- アイロンがけの必要がない
それぞれ簡単に説明していきましょう。
①新品のように仕上がる
ワイシャツをクリーニングに出すと、プロの技術によって新品と見違えるほどキレイに仕上がってきます。これはお家での洗濯では出せないクオリティなので、この部分は大きなメリットと言えます。
新品のようなワイシャツを毎日着ることで快適に過ごすことができ、仕事も気分良くこなすことができるでしょう。
②アイロンがけの必要がない
ワイシャツをお家で洗濯する場合、必ずと言っていいほど付いて回る問題がアイロンがけだと思います。ワイシャツをキレイに仕上げるには、細かいシワをアイロンがけで取らなくてはいけません。
その点、クリーニングに出せばキレイに仕上がってくるので、アイロンがけをする必要がありません。手間と時間の節約にも繋がります。
ワイシャツのアイロンがけについては、下記の記事で詳しく解説しています。興味がある方は参考にしてください。
この記事では、ワイシャツのアイロンのかけ方について、詳しくお伝えしていきます。アイロンがけは、ワイシャツを自宅で洗濯している場合、ほとんどのご家庭で日常的に行っている作業ではないでしょうか?その一方で、「手間がかかって面倒!」であっ[…]
『ドライクリーニング』と『ランドリー(水洗い)』の違いは?
クリーニングの方法に『ドライクリーニング』と『ランドリー(水洗い)』がありますが、この違いを説明できる方は意外と少ないと思います。下記に分かりやすくそれぞれの違いを表にしてみたので、どこが違うのか参考にしてほしいと思います。
ドライクリーニング | ランドリー(水洗い) | |
得意な汚れ | 油性の汚れ | 水溶性の汚れ |
衣類へのダメージ | 少ない | 大きい |
お家でできるか | できない | できる |
このそれぞれの違いを踏まえた上で、「自分でできる部分はお家で洗濯!自分でできない部分に関してはクリーニング!」といったように、うまく使い分けるのが賢い方法です。
「お家で洗濯 or クリーニングに出す」の切り分けは?
ワイシャツは、「みんな何を基準にお家での洗濯とクリーニングを使い分けているのか」気になっている方もいると思いますが、大きく下記の2つのパターンに分けられると思います。
- 『お家で落とせる汚れがある』『お金を節約したい』⇒お家で洗濯!
- 『お家で落ちない汚れがある』『自分の時間を確保したい』⇒クリーニング!
ワイシャツに黄ばみが蓄積していくと、黒ずみとなって落としにくい頑固な汚れになってしまいます。黒ずみになってしまうと、お家で落とすにしても大変な手間がかかってしまうことになります。
日ごろから黄ばみの段階で汚れを落としておくのが大切ということになりますが、そのためには洗濯表示を確認した上で、塩素系や酸素系の漂白剤を上手に使い、黄ばみや襟・袖の汚れを日ごろからケアしておくのがおすすめです。
頑固な黒ずみやなかなか落ちにくい汚れがあったり、自分の時間を確保したいと言う方はクリーニングに出してしまうのもおすすめです。『手間がかからない上に時間を確保できる』という点は、忙しいビジネスマンにとっては大きなメリットと言えるでしょう。
ワイシャツをクリーニングに出すときの”3つのポイント”
ワイシャツをクリーニングに出す際のポイントについては、大きく3つのポイントに分けられます。
- クリーニングに出す前に注意点をチェック
- 必要に応じてオプション加工を決めておく
- トラブル時の対処法を確認しておく
順番に説明していきたいと思います。
ポイント①クリーニングに出す前に注意点をチェック
まず、ワイシャツをクリーニングに出す前に注意すべき点は、大きく分けて下記の3つがあります。
- タグで『洗濯表示』を確認
- 『汚れの有無』を確認
- 『ポケットの中』と『ボタン』を確認
順番に分かりやすく説明していきたいと思います。
タグで『洗濯表示』を確認
まずは、ワイシャツに付いているタグで洗濯表示を確認してください。
ワイシャツの中にはそもそもクリーニングに出すことができないワイシャツもあるので、クリーニングに出しても問題がないワイシャツなのかをしっかり確認しておきましょう。
『汚れの有無』を確認
次に、襟や袖に汗によるシミがあるか、部分汚れなどがあるかを確認してください。クリーニングに出す際に気になる汚れをしっかりと伝えることで、汚れの程度にもよりますが重点的に汚れを落としてくれます。
『ポケットの中』と『ボタン』を確認
次は、ワイシャツのポケットに物が入っていないか、ボタンは取れかかっていないかを確認してください。
クリーニング屋さんも確認してくれるはずですが、ポケットにレシートなどが入っていると紙クズが衣類に付いてしまい、クリーニング屋さんに迷惑をかけてしまいます。また、ボタンが取れかかったままクリーニングに出すと、ボタンが取れてしまうことも考えられるので、しっかり確認するようにしましょう。
ポイント②必要に応じてオプション加工を決めておく
クリーニング屋さんのオプション加工はたくさんの種類がありますが、ワイシャツのクリーニングでおすすめなオプション加工は、下記の3つになります。
- 染み抜き加工
染みが付いてしまった部分の汚れを落としてくれるオプション - Wウォッシュ
”油性の汚れを落とす””水溶性の汚れを落とす”の2度洗い効果のあるオプション - デラックス仕上げ
高品質なワイシャツ向けのオプション
クリーニング屋さんによってオプション名が違うこともあると思いますが、多くのクリーニング屋さんでお願いすることができるオプションです。ワイシャツの状態によって、必要に応じてオプションを使い分けるのが良いでしょう。
ポイント③トラブル時の対処法を確認しておく
万が一トラブルが起きてしまった場合の対処法を知っておくことは、実際にトラブルが起きたときに冷静に適切な対応をするのに役立ちます。クリーニングでのトラブルについては、大きく下記の3つの種類があります。
- クリーニング屋さんの問題によるトラブル
⇒クリーニング品の紛失、破損など - 服のメーカーの問題によるトラブル
⇒洗濯表示の誤記載、服が低品質など - クリーニング屋さんとの情報共有不足よるトラブル
⇒汚れの確認不足、料金システムの確認不足など
上記の①のようなトラブルの場合は、多くの場合でしっかりと保証をしてくれるクリーニング屋さんが多いです。
また、ほとんどのクリーニング屋さんでは、『クリーニング事故賠償基準』に則って賠償などの対応を行っています。上記の②や③の場合も、このクリーニング事故賠償基準に照らし合わせて対応をしてくれるはずです。トラブルが疑われる場合には、まずは出したクリーニング屋さんに相談してみましょう。
『店舗型クリーニング』と『宅配クリーニング』の違いは?
知らない方も意外に多いのですが、少し前から『宅配クリーニング』という便利なサービスが登場しています。
宅配クリーニングなら自宅に居ながらクリーニングに出せて、クリーニング後は玄関まで衣類を届けてもらえます。また、ネットで24時間365日お申し込みが出来ることもあり、あなたのライフスタイルにクリーニング屋さんの方が合わせてくれるのが、『宅配クリーニング』の最大の魅力です。
店舗型クリーニングと宅配クリーニングの違いを分かりやすくまとめると、下記の表のようになります。
店舗型クリーニング | 宅配クリーニング | 店舗・宅配の違い | |
料金 | 最安値は探せば店舗の方がおすすめだが、宅配でも大差はない | ||
納期 | 即日がある店舗が稀にあるが、宅配でも翌日なら対応している | ||
営業時間 | 店舗は縛りがあるが宅配なら24時間申し込み可 | ||
定休日 | 店舗は縛りがあるが宅配なら365日申し込み可 | ||
労力 | 店舗は衣類を持ち運び店頭で待つが、宅配なら自宅に取りに来てくれるしその後玄関まで届く |
宅配クリーニングは総合的に見て『便利さ』の面で、店舗型クリーニングより優れていると言えます。『料金』や『納期』には多少目を瞑ってでも『便利さ』を優先したい方々が、宅配クリーニングをよく使っています。
下記の記事は、そんな宅配クリーニングの中でも人気の5社を比較してランキングとして紹介しています。宅配クリーニングについてもう少し詳しく知りたいという方は参考になると思うので、良かったらチェックしてみてください。
宅配クリーニングとは、自宅にいたままクリーニングに出せるサービスです。外出しなくて済むのでクリーニング店に「持っていく・待つ・取りに行く」ということをカットでき、保管サービスもセットで付いてますので自宅のクローゼットに新たな収納スペ[…]
まとめ|ワイシャツはちゃんとお手入れをしよう!
ワイシャツは、”お家で洗濯派”の方と”クリーニング派”の方がいると思いますが、結論としてはお財布事情やライフスタイルに合わせて、クリーニングかお家で洗濯するかを選ぶのがおすすめです。最近では宅配クリーニングもあるので、もしかすると「ワイシャツはクリーニングに出す!」のが当たり前となる時代が来るかもしれません。
どちらを選んでも良いと思いますが、大切なのはワイシャツはキレイな方が気持ちいいし、イメージも良いということです。キレイなワイシャツで「ビシッ!」と気持ちよく仕事をしたいものですね!
最後に、『ワイシャツがクリーニングから戻ってきたらやるべきこと』についてお話ししておきたいと思います。
ワイシャツのクリーニング後にやるべき”3つのこと”
ワイシャツがクリーニングから戻ってきたら、やっておくべきことが2つあります。
- ビニールをはがす
- 仕上がりを確認する
- ハンガーをかけ替える
では、簡単に説明していきましょう。
①ビニールをはがす
クリーニングから戻ってきたワイシャツは、ほとんどの場合でビニールがかかっていると思いますが、このビニールはすぐにはがすようにしてください。
ビニールをはがさない方がホコリや汚れが付かないイメージもあるでしょうが、ワイシャツにとってはかなり悪い環境です。ビニールがかかったままだと風通しが悪くなり、湿気が溜まりやすくなります。湿気はカビや臭いの原因となる恐れもあるので、必ずビニールははがしましょう。
②仕上がりを確認する
次にワイシャツ全体をチェックし、『シミや汚れがないか』『ボタンはあるか』『破損がないか』などを確認してください。
特に問題がなければこれで終了ですが、もしシミや汚れが残っていたり、破損があったりした場合にはクリーニング屋さんに相談しましょう。無料で再クリーニングしてくれるクリーニング屋さんもありますし、破損があった場合には補償をしてくれるはずです。
あとで後悔しないためにも、仕上がりはしっかり確認しておきましょう。
③ハンガーをかけ替える
仕上がりのチェックが終わったら、クリーニング屋さんから戻ってきたハンガーから、それぞれの衣類専用ハンガーにかけ替えるようにしてください。
クリーニング屋さんのハンガーはほとんどが細いので、そのままクリーニング屋さんのハンガーを使っていると、スーツやワイシャツが型崩れしたりシワができてしまったりする原因となることもあります。
クリーニングから戻ってきた衣類は、良い状態を保つためにもハンガーをかけ替えるようにしましょう。
ワイシャツ用のハンガー選びについては、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
この記事では、ワイシャツ用ハンガーの選び方やおすすめハンガーの紹介など、ワイシャツのハンガーに関するお役立ち情報をお伝えしていきます。「ワイシャツをかけるハンガーなんて、なんでもいいんじゃないの?」と思われている方もいるかもしれない[…]