ワイシャツのアイロン掛け「シワ予防&時短を両立するかけ方を紹介」

この記事では、ワイシャツのアイロンのかけ方について、詳しくお伝えしていきます。

アイロンがけは、ワイシャツを自宅で洗濯している場合、ほとんどのご家庭で日常的に行っている作業ではないでしょうか?その一方で、「手間がかかって面倒!」であったり、「正しいアイロンがけの方法が分からない!」といった悩みを抱えた方もたくさんいることと思います。

ちょっとしたコツを意識するだけで、ワイシャツのアイロンがけは格段に楽になり、時短にもつながっていきます。この記事を参考に、ワイシャツのアイロンがけのコツをマスターして頂きたいと思います。

では、ここからアイロンがけのポイントやテクニックを詳しく解説していきたいと思います。

ワイシャツのアイロンがけ「知っておくべき2つの注意点」

ワイシャツにアイロンをかけるに当たって、まずは基本的な注意点をお伝えしていきます。

この注意点を無視してアイロンがけをしてしまうと、ワイシャツの生地が傷んだり、テカリができたりする原因となります。注意点と言っても、少し気にしておいた方が良いことがいくつかあるだけなので、ここは基本として押さえておきましょう。

ワイシャツのタグにある”洗濯表示”を確認

まず、ワイシャツのタグに表示してある洗濯表示をチェックしてください。洗濯表示には、洗濯方法だけでなくアイロンに関する表示もあります。基本的に洗濯表示に従ってアイロンがけを行いましょう。

アイロンに関する洗濯表示は全部で4種類あります。その内の3種類の洗濯表示には、アイロンの温度設定、アイロンがけできる生地の種類において違いがあります。下記の一覧を参考にアイロンがけを行うようにしてください。

【底面温度200℃を限度として、アイロン仕上げができる】
・アイロンの温度設定:高
・記事の種類:綿、麻、レーヨン(短繊維)、ポリノジックなど
【底面温度150度を限度として、アイロン仕上げができる】
・アイロンの温度設定:中
・記事の種類:絹、毛、ナイロン、カシミヤ、ビニロン、レーヨン(長繊維)、キュプラ、アセテート、ポリエステルなど
【底面温度110℃を限度として、スチームなしでアイロン仕上げができる】
・アイロンの温度設定:低
・記事の種類:アクリル、アクリル系、ポリウレタン、ポリプロピレン

ワイシャツによく使われる生地としては、綿・麻・ポリエステルなどが一般的でアイロンがけできる生地が多いです。

上記の中にはワイシャツにあまり使われていない生地もありますが、他の衣類のアイロンがけをするときの参考にしてください。

アイロンがけをしてはいけない生地について

衣類に使われる生地の中には、アイロンがけができない生地もあります。アイロンがけできない衣類には、アイロンがけをしてはいけない洗濯表示がついているので、しっかり洗濯表示は確認するようにしましょう。

下記がアイロンがけできない洗濯表示となります。

【アイロン仕上げ禁止】

ワイシャツによく使われる綿・麻・ポリエステルなどは、ほとんどの場合でアイロンがけできます。しかし、それ以外の生地の場合は上記のアイロンがけができない洗濯表示が付いていることもあります。このような意味でも、ワイシャツの洗濯表示はしっかり確認しましょう。

「シワになりにくい!」ワイシャツのアイロンがけテクニック

ここからは、いよいよワイシャツのアイロンのかけ方を詳しく紹介していきます。

ワイシャツはアイロンがけをすることで、襟は「ピシッ!」としますし、袖はしっかり折り目を付けることができるので、見た目のイメージがかなり上がります。ぜひアイロンのかけ方のコツを押さえて、「パリッ!」としたワイシャツで気持ちよく仕事をしてほしいと思います。

まず、ワイシャツのアイロンがけで準備するものは、下記の4つです。

【準備するもの】

  • アイロン
  • 霧吹き
  • 洗濯のりスプレー
  • アイロン台

ネットやドラッグストアで簡単に買えるものばかりなので、まずはこの4つをそろえましょう。

次は、アイロンがけをする順番です。ワイシャツのアイロンがけをする順番は、下記の順番でアイロンがけをするのがシワになりにくいのでおすすめです。

【アイロンがけの順番】
1.襟
2.肩(ヨーク)
3.袖口(カフス)
4.袖
5.身頃
5-1.右前身頃(ボタン側)
5-2.後ろ身頃
5-3.左前身頃(ボタン穴側)

上記の順番でアイロンがけすればシワができにくく、キレイにワイシャツを仕上げることができます。また、生地が厚い襟や袖口の部分は、生地の裏と表の両面からアイロンがけをすることで、「ピシッ!」と仕上がります。

下記では、ワイシャツのアイロンがけの順番に従って、写真を使いながら分かりやすくポイントを解説していきます。

1.襟

シワができにくいように、両方の襟先の方から中心に向かってアイロンをかけます。裏から先にアイロンをかけ、表もアイロンをかけていきましょう。

2.肩(ヨーク)

アイロン台にワイシャツを引っ掛けるようにすると、肩(ヨーク)の部分が平らになるのでアイロンがけしやすいです。襟は立てて平らにして、肩(ヨーク)部分をアイロンがけします。

3.袖口(カフス)

袖口(カフス)部分を広げて、襟と同様に両端から中心に向かってアイロンがけします。袖口の裏からアイロンがけして、裏が終わってから表のアイロンがけをしましょう。

4.袖

袖の下の縫い目を基準にして折り、手で平らにして袖を伸ばします。袖口の方から肩に向かってアイロンがけをしましょう。

袖口のタック部分などの細かい部分は、アイロンの先を使ってアイロンがけするとやりやすいです。最後に脇下から肩上の方にアイロンがけします。

5.身頃(みごろ)

身頃は右前身頃、後ろ身頃、左前身頃の3つのパーツに分かれており、右前身頃→後ろ身頃→左前身頃の順にアイロンがけをすると、アイロンがけしやすく仕上がりも良くなります。

5-1.右前身頃(ボタン側)

アイロン台にワイシャツの肩部分を引っ掛けるようにして平らに広げ、右前身頃をアイロンがけしていきます。

ボタンが付いている少し細かい部分は、アイロンの先を使って上手にアイロンをかけていきましょう。

5-2.後ろ身頃

後ろ身頃もアイロン台に平らに広げ、アイロンを大きく動かすようにアイロンをかけていきます。

後ろ身頃にタックがあるワイシャツの場合は、引っ張りながら軽く押さえるようにアイロンをかけましょう。

5-3.左前身頃(ボタン穴側)

左前身頃もアイロン台にワイシャツの肩部分を引っ掛けるようにして平らに広げ、アイロンをかけていきます。ボタン穴がある部分は、引っ張りながらアイロンをかけていきましょう。

ポケットの部分は、まずポケットの周りをアイロンがけしてから中央部分のアイロンがけをしてください。こうすることで寄りジワを防ぐことができます。

アイロンがけのカンタン時短テクニックについて

ここからは、アイロンがけを楽にするテクニックや時短術についてお話していきたいと思います。

アイロンのかけ方のコツやポイント、アイロンがけの前後でやっておくとシワになりにくくなるテクニックを知っておくと、アイロンがけ自体が楽になり結果的に時短につながります。ちょっと意識するだけでできるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。

アイロンのかけ方|”ちょい足し”してラクになるテクニック

まずはアイロンのかけ方について、コツやポイントをお伝えしていきます。これを押さえておくと、アイロンがけしやすくなるだけでなく、ワイシャツの仕上がりも良くなります。

写真でできるだけ分かりやすく解説していきます。

霧吹きでワイシャツを全体的に湿らす

ワイシャツのアイロンがけは、霧吹きを使って少し濡らしてからアイロンがけをすると、全体的にシワが伸びやすくなります。

「スチームアイロンのスチームでも良いのでは?」という疑問を持った方もいるでしょうが、実はスチームアイロンのスチームは水の粒子が細かすぎて、しっかりワイシャツを濡らすことができません。霧吹きだと水の粒子がそこまで細かくないので、しっかりワイシャツを濡らすことができるので、霧吹きを使うのがおすすめです。

ワイシャツの細かい部分(パーツ)からアイロンがけする

ワイシャツのアイロンがけは、細かい部分(パーツ)からかけていくのが基本です。

大きい部分からアイロンがけすると、細かい部分のアイロンがけをしているときに、大きい部分がシワになりやすくなり、二度手間となってしまいます。アイロンがけの順番については、すでにお伝えしているこちらを参考にしてください。

アイロンを持っていない方の手を有効活用する

ワイシャツのアイロンがけは、アイロンを持っていない方の手をうまく使い、シワを伸ばすように生地を引っ張りながらアイロンがけをしましょう。

ただアイロンがけをしているだけだとしっかりアイロンがかからず、シワが残ってしまうことがあります。引っ張りながらアイロンがけすることで、生地にシワがない状態のままアイロンがけをすることができます。

アイロンは直線的に動かす(ジグザグに動かさない)

アイロンがけは、アイロンを直線的に動かすようにしましょう。

ジグザグに動かしたりすると、寄りジワができやすくなってしまいます。これではせっかくアイロンがけをしても、新たにシワができてしまうので結果的に二度手間となってしまいます。直線的に動かすことで、シワができずにしっかりアイロンがけをすることができます。

アイロンは先端部分を気持ち浮かせる感じでかける

アイロンがけは、アイロンの先端部分を少し浮かすような感じでアイロンを動かすと、アイロンの滑りが良くなってシワができにくくなります。

アイロンの先の方に力がかかってしまうと、寄りジワができる原因となります。アイロンの先を少し浮かすことで寄りジワができにくくなり、ワイシャツの仕上がりも良くなります。

生地が厚い部分(襟や袖口)は、裏と表の両面からアイロンがけする

ワイシャツの生地が厚い部分(襟や袖口)は、裏と表の両面からアイロンがけをすると仕上がりが良くなります。

生地が薄い部分であれば、片面からのアイロンがけでもしっかりアイロンをかけることができます。しかし、生地が厚い部分は片面だけだとアイロンの熱が伝わらず、裏側までしっかりとアイロンをかけることができません。裏と表の両面からアイロンがけすることで「ピシッ!」と仕上がります。

アイロンの前後でやっておくと良いテクニックについて

ここでは、アイロンがけの前と後でやっておくと楽になる、シワになりにくいテクニックを紹介しておきます。

アイロンがけの前では、アイロンがけの時にシワが少なくなるテクニックを使うことで、アイロンがけ自体が楽になります。アイロンがけの後では、シワになりにくいテクニックを使うことで、「ピシッ!」とシワのないワイシャツを着ることができます。

日ごろから少し意識をするだけでできることなので、ぜひ取り入れてみてください。

【アイロンがけの前に】シワになりにくいテクニック

まずは、アイロンがけの前にやっておくと良いテクニックを紹介していきます。これをやっておくと後でアイロンがけが楽になるのでおすすめです。

洗濯ネットに入れて、脱水は短めに設定

軽くたたんで洗濯ネットに入れて洗濯をすると、シワになりにくいだけでなく他の洗濯物と絡んだりすることがなくなるので、生地が傷みにくくなるというメリットもあります。

また、ワイシャツにシワができる大きな原因として脱水時間が長いということがありますが、脱水時間を短く設定することでこの要因を取り除くことができます。

ワイシャツの洗濯方法については下記の記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてください。

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ワイシャツ 洗濯方法
しわを伸ばしてから干す

ワイシャツのシワを予防するには、洗濯が終わったらすぐに干すことも大切ですが、干す前に軽くたたんで手でたたいてシワを伸ばすのも効果的です。干すときにシワが伸びていると、乾いた時にシワがあまりできないのでおすすめです。

干す時のハンガー選び

ワイシャツを干す時のハンガーは、できるだけ肩の部分が太いハンガーを選びましょう。太めのハンガーはワイシャツの形が崩れにくいので、シワができにくいメリットがあります。

ワイシャツの干し方のコツについては、下記の記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。

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ワイシャツ 干し方

【アイロンがけの後に】シワが付きにくいテクニック

次は、アイロンがけをした後にシワが付きにくいテクニックを紹介していきます。

せっかくアイロンをかけてシワを伸ばしても、その後の取扱いを間違えてシワができてしまっては、アイロンがけした意味がなくなってしまいます。せっかくの努力をムダにしないためにも、ぜひ取り入れてほしいと思います。

すぐたたまず冷めるまでハンガーにかけておく

ワイシャツは、アイロンがけをしてから30分ほどハンガーにかけて、熱を冷ますようにしてください。まだ温かい状態のワイシャツは、そのままたたむとシワができやすいです。冷ますことでシワができにくくなるので、忘れないように冷ましてください。

シワになりにくいたたみ方

ワイシャツをたたんで保管する場合は、下記の方法でたたんでおくとシワになりにくいのでおすすめです。

①ワイシャツのボタンをすべて留める

②ワイシャツを裏返しにする

③肩の半分くらいのところで、真っ直ぐになるようにたたむ

④袖をワイシャツの中心と平行になるようにたたむ

⑤反対側も③、④の順番で同様にたたみ、軽く全体のシワを伸ばす

⑥裾部分と袖口を一緒にたたむ

⑦ワイシャツが二つ折りになるようにたたむ

⑧ワイシャツを表にして、形を整えて完成

ワイシャツのたたみ方については、下記の記事で詳しく紹介しています。保管する時や持ち運ぶ際のたたみ方など、数種類のたたみ方を紹介しているので参考にしてみてください。

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ワイシャツ たたみ方

まとめ

ワイシャツのアイロンのかけ方について詳しくお伝えしてきましたが、参考になったでしょうか?

ワイシャツを自宅で洗濯する場合は、アイロンがけによってクリーニング並みの仕上がりに近づけることができます。ぜひ、面倒くさがらずにアイロンがけにチャレンジしてみてほしいと思います。

また、「毎日忙しくて、とてもじゃないけどアイロンがけまで手が回らない!」という方は、お金はかかってしまいますがクリーニングに出すことを検討してみても良いかもしれません。手間と時間を節約できるという面では、クリーニングは忙しいビジネスマンや主婦の心強い味方となってくれる可能性があります。

ワイシャツのクリーニングについては、下記の記事で詳しくお話ししています。クリーニングに関する基礎知識なども紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。

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リネット 口コミ

宅配クリーニングを使ってみた感想は「思っていた以上に楽で、思っていたほど料金が高くなかった」が、素直な感想でした。

「宅配クリーニング」の流れ

  1. 注文は、24時間365日OK
    →クリーニング店の営業日・営業時間を気にしなくて済む
  2. 玄関で配達員に洋服を渡す
    →洋服を持ってわざわざクリーニング店に行かなくて済む
  3. クリーニング後に家に届く
    →営業時間や自分の予定を気にせずに洋服を受け取れる
デリカジ編集部で実際に使っていて、且つ、人気な宅配クリーニングをサービスをまとめましたので、是非参考にしてみてください!
ワイシャツ アイロンがけ
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